妊娠中の睡眠について

妊娠すると体にいろいろと変化が起きます。

疲れやすくなったり、突然の眠気に襲われたりすることもありますね。

そこで、今回は妊娠中の「睡眠」にスポットを当ててお話ししていきます。

ぜひ、最後までお付き合いくださいね☆

 

 

【妊娠初期の睡眠事情】

 

妊娠初期の14ヶ月(015週)は、昼間でも「眠たい。」と思うことが多くなります。

さらにホルモンの変化の影響で、眠気だけではなく、疲れやすくもなっています。

ですので、体からの信号を感じたら、無理をせずに横になって休んだり、昼寝をすることが大切です。

「何かの病気?」、「体質が変わった?」と慌てる必要はありません。

ホルモンの影響からくる、ごく自然な妊娠初期の症状です。

 

 

【妊娠中期の睡眠事情】

 

妊娠中期は57ヶ月(1627週)で、【安定期】と言われています。

母体の中で赤ちゃんが育つ環境が整った状態ともいえますね。

この時期になると、妊娠初期の眠気や疲れやすさはなくなってきます。

体が動きやすく、元気になってきたと感じる人もいるでしょう。

しかし、同時にお腹周りも大きくなるため、新たな睡眠の悩みもでてきます。

睡眠時の息苦しさだったり、大きなお腹のために寝返りも打ちにくくなったります。

また、胎動が気になり、入眠に支障をきたすこともあるでしょう。

入眠時はお腹の下にクッションを敷いたり、自分の中で楽な姿勢や眠れる姿勢を確立することが大切です。

 

 

【妊娠後期の睡眠事情】

 

妊娠後期(810ヶ月/2839週)は、腰痛やこむら返りなどで睡眠が乱れやすい時期です。

 

<腰痛>

体重増加やお腹が大きくなることで腰痛になってしまうことがあります。

入眠時にはストレッチをしたり、旦那さんに背中や腰をさすってもらったりするなど、リラックスする方法を見つけましょう。

 

<こむらがえり>

お腹が大きくなることで脚の血流が悪くなり、夜中に足がつって入眠が妨げられることがあります。

 

 

まとめ

睡眠は、心身の健康のためには、とても重要です。

夜寝られないなどの悩みが続いたり、改善しないときは、早めにかかりつけの産婦人科に相談しましょう。

心身ともに健康なマタニティライフが送ることが大切です。